Δ(デルタ)とdを紐解く

こんにちは。

 

しょーごです!

 

「Δ(デルタ)とdの違いって何」

これ思ってる人いませんか?

 

Δとは内部エネルギーの変化ΔU

で使うあれです!

 

dは微分でよくみるやつです!

 

この記号の意味がしっかりわかると、

物理のみならず、

数学の理解にも役立つので

是非見てってください。

 

物理に限らず理数系って

こういう細かいところ突っ込む

のとても大事です。

 

細かいところをあやふやにしてしまうと、

問題を解くときに、

誤った理解をしてしまいます。

 

基礎を大切に。

 

では、早速みてみましょう。

 

まず、誤解を避けるために言います。

ΔU はΔ × U という意味ではないですよ。

ΔUはひとつの変数です。

dも同様です。

 

Δは2つの値の差を表します。


例えば、ΔU は 2 つの状態での

内部エネルギー U の差 

を表しますね。

 

差をとるときは、常に

新しい方から古い方を引きます。

 

新しい方とは時系列的に

最新のものです。

 

さて、dU という表記もありますよね。

これってΔUと何が違うんでしょうか。

 

これは ΔU と同じように

 2 つの状態のエネルギー差

を表しています。

 

しかし、その差の区間が違います。

dは限りなく微小な差

です。

 

瞬間です。

 

まとめると、

Δ○とd○も同じように○の差を表すが、

特にdは限りなく小さな差を表している。

です!!


f:id:shogo-butsuri:20190923140030j:image

 

この違いがわかったことによって、

あなたは次のこともわかると思います

 

加速度a=Δv/Δtとa=dv/dtの違いです。

 

a=Δv/Δtは

平均の加速度で

 

a=dv/dtは

瞬間の加速度ですね。

 

 

小さなことからコツコツ

理解してくことが

合格への近道です!

 

頑張ろう。