v=rωを呪文で覚えた人へ
こんにちは。
しょーごです。
「v=rωは覚えろ」
僕、高校の時必死に丸暗記してました。
導出とかすっ飛ばして
覚えろです(笑)
皆さんの中にも覚えろといわれた方
いるのではないでしょうか。
実はこれ、簡単に自分で作れます。
この記事みていただいたら
もう忘れることないと思います。
ただの丸暗記してたら
受験までは記憶持っても
大学ですぐ忘れます。
さっそく見てみましょう。
と言いたいところですが、
弧度法を用いて弧の長さを導出するので
これがわからない人は、
一旦下の記事を読みましょう。
3秒で弧度法の意味が出てこなかった人へ - shogo-butsuri’s diary
では、まず速さを求めます。
速さは距離÷時間で求まることは
小学生でも知ってます。
これを円運動に当てはめると、
円周上を進んだ距離s(弧)に対して
進むのにかかった時間tで割ります。
つまり、
v=s/tです。
ここで、弧の長さは弧度法から
s=rθ
(rは半径、θは回転角)
と求まるのでしたね。
これを代入すると、
v=rθ/tとなります。
ここで角速度の定義を思い出しましょう。
ω=θ/tですね??
角速度覚えてないよって人は
下の記事に飛んでください。
角速度ωの意味答えられますか? - shogo-butsuri’s diary
このωをvの式の右辺に
代入することによって
v=rωと求めたいものが求まりました。
今求めたのは速さですが、
求めるのは速度なので、
運動の向きまで考えると、
円の接線方向が回転の向きとなります。
ωを使うと式がスッキリするのも
いい点です。
簡単に求まりましたね。
もう丸暗記はやめましょう。
余裕がある人は加速度も求めてみよう!